★2013年9月21日（土）〜22日（日）　香川県のハンセン病の方を収容した「大島青松園」を仲間たちと訪問し、今も入所している方のお話を聞きました。…感想です。「はじめてこの島に連れてこられたときは、15歳のときでした。島根からは約10名位が汽車に乗せられました。」「それから88歳になる今日まで島を離れたのは１回だけ、岡山を通って帰りました。」ハンセン病の国立療養所大島青松園の訪問で面会できた島根出身の方のお話を聞きました。
私にとって初めての訪問でしたが、お話を聞くにつれてたんたんとした言葉とは裏腹に大きな悲しみを抱え、何十年もこの小さな島で暮らさざるを得なかった…辛さを感じました。それも「プロミン」という薬が知られていながら戦争の最中では手に入らず戦後まで待たなければならなかったことで、二重に被害者になってしまっている事実も知り、偏見や差別の元になっている「無知」を自ら常に検証しながら生きていかなければならないと思いました。